業界 | 移動体通信 、 固定通信 、 インターネットサービスプロバイダー |
従業員規模 | 10,000名 – |
課題
モバイル端末やそれらに関わるサービスの発展と普及は飛躍的。
それに伴い物流構造をその時々のニーズにあわせ変革することがビジネス伸長に不可欠であった。
1990年台後半から爆発的な成長を遂げた携帯電話業界においては、消費者のニーズに耐えうる倉庫設備の増強が行われたものの、2000年台に入ると、人口減少に伴う需要減少に対応した物流センターの統合や、業務の生産性向上の施策が求められていた。
また、スマートフォンの普及でインターネット利用がより身近となり、利便性の高いモバイルルーターの需要が高まっていったが、草創期には、レンタル端末が主流で、入出荷だけでなく・返品業務に対応する必要があった。
シーオスが提供したソリューション
■コンサルティング
- 統合後の物流センターにおいて、レイアウトや業務を標準化し、全国の物流センターに展開。 標準業務を動作レベルの粒度に落とし込んだ「標準作業タクト」を作成し、業務の改善プランを策定、さらに改善効果を定量化し、継続的な改善活動を実施
(シーオスのコンサルティングについての詳細はこちらから>>)
■システム導入の開発・導入
- 倉庫管理システム(WMS)、販促業務支援システム
特に取り扱い商材である携帯電話においては、固有IDが付与されたSIMと端末を確実に結び付けられるような 難易度の高い業務精度を担保するシステムを提供。(シーオスのWMSについての詳細はこちらから>>)
■3PL受託
- 個人顧客向け モバイルWifiルーターの管理物流を受託
通常の売り切り取引以外に、レンタル取引を行うことにより出荷作業だけでなく返却作業も行う必要があったため、顧客による動作確認で不良等があった場合の返却受入れや検品、レンタル端末の返品業務に対応した。
(シーオスの業務受託についての詳細はこちらから>>)
業務上の成果
~ ただのシステム導入では終わらない。
現場を知り尽くしたシーオスだからこそ、20年以上に渡りお客様と伴走できる ~
- 商品特有の性質により高いサービスが求められる要件においても、それに耐えうるシステム導入や 業務の誰でもできる化、3PL受託事業をし、顧客満足度向上につながった。
- 既存の BtoB向けの物流センター統合後の業務の標準化を実現したことで、当初狙っていた統合効果を、予定したタイミングで創出することができた。
- BtoC向けの物流センターのスムーズな立ち上げを実現したことで、業務開始当初から配達日を遵守した高い精度での在庫管理ができた。
シーオスはこれまで様々な産業の企業様に対し、あるべき業務の策定や、整流化、品質改善など、様々なテーマで支援し、また自社の物流センターで実施してきました。 全体業務を加味し、コンサルティング、テクノロジー、業務アウトソーシングを三位一体で提供できるのが当社の強みです。
シーオス株式会社では物流に関する豊富な知識と経験で多くの物流改善を行って参りました。まずはお気軽にご相談ください。