業界 | 臨床検査受託 |
従業員規模 | 1,000名-10,000名 |
課題
~作業者の能力や経験に委ねられ、業務が属人化~
~正確性、迅速性が求められるプレッシャーの強い業務で社員の定着率が低いことが課題に~
- 検体集荷業務の効率化 検体集荷業務では、複数の医療機関や検査施設から検体を収集する必要がある為、効率的なルートプランニングが求められる。だが、 新人が新しいルートに習熟するのには約1年、 道を覚えるだけでも3カ月の期間が掛かっていた。 また、集荷業務の誤りを防ぐ為、チェック票などの手書き帳票が増加し、時間を多く時間を割いている状況であった。
- 社員の定着率が低い 検体集荷業務は非常にデリケートな商材の取り扱いであり、患者様の生命に関わるもののため、正確でスピーディーな作業が必要となる。 その為、集荷にあたる作業員のプレッシャーも大きく、離職率も高い傾向にあった。
シーオスが提供したソリューション
■TMS(配送管理システム)
- 弊社のTMSが保有する、「動態管理」、「ナビゲーション」、「デジタル伝票」機能を転用し、集荷管理システムを構築
- TMSを導入することによって、「道を覚える」ハードルを低くし、業務の習熟の早期化をサポート。
- 車両の見える化をすることで到着の遅延などを察知し、顧客への連絡や代替集荷員の手配により、過誤の防止をサポート。
- 手書き帳票をデジタル化することによって、情報共有の利便性アップと作業負担を軽減する。
(シーオスのTMSについての詳細はこちらから>>)
■導入支援
- 導入前後2週間、初期導入の4拠点にコンサルタントが現地で張り付き支援を行い、定着化させる。
業務上の成果
~生産性の向上だけでなく、システムサポートにより離職率減少に繋がる~
- 集荷業務をシステムサポートすることで、個人スキルを要求される業務の生産性の向上を図り、品質管理、安全管理を実現した。
- 配送遅延、集荷漏れ、集荷車からの検体搬出漏れなど、過誤の予防のためのバックアップを行うことが出来た。
- 新人がより短期間で業務に習熟できるようになった。
- システムサポートすることにより、集荷業務に対する心理的負担が軽減した。離職率も減少傾向となった。
シーオスはこれまで様々な産業の企業様に対し、あるべき業務の策定や、整流化、品質改善など、様々なテーマで支援し、また自社の物流センターで実施してきました。 全体業務を加味し、コンサルティング、テクノロジー、業務アウトソーシングを三位一体で提供できるのが当社の強みです。
シーオス株式会社では物流に関する豊富な知識と経験で多くの物流改善を行って参りました。まずはお気軽にご相談ください。